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「食」から育てる子どもの力🍙 ― 食べることは生きること ―

皆さんこんにちは!

 

沖縄県うるま市に拠点を置き、児童発達支援センターを営んでいる

こども発達支援 らんらん、更新担当の富山です。

 

 

 

「食」から育てる子どもの力🍙

― 食べることは生きること ―

 

 

 

食べることは、毎日の生活に欠かせない大切な営みです。

食事には栄養を取る役割だけでなく、食材を見たり、香りを感じたり、家族や友達と時間を過ごしたりするなど、さまざまな経験が含まれています🍙

児童発達支援センターでは、子どもの発達や体調、感覚の特徴などに配慮しながら、食に関する体験を支援へ取り入れています。

無理に食べられるものを増やすことだけを目的にするのではありません。

食材に興味を持つ、食事の時間を安心して過ごす、自分の気持ちを伝えるなど、一人ひとりに合った目標を考えます。

 

 

 

食べることには多くの動きがある

 

普段何気なく行っている食事には、さまざまな動作が含まれています。

椅子に座る、食器を持つ、スプーンですくう、口へ運ぶ、かむ、飲み込むなど、一つひとつの動きを組み合わせて食べています🥄

手や指を使う力、姿勢を保つ力、目と手を一緒に使う力なども関係しています。

うまくすくえないときは、食具の大きさや持ちやすさが合っていないのかもしれません。食事中に姿勢が崩れる場合は、椅子やテーブルの高さが合っていない可能性もあります。

本人の努力だけに任せるのではなく、食べやすい道具や環境を整えることも大切な支援です。

 

 

 

食べ物の苦手さには理由がある

 

子どもが特定のものを食べないとき、単なる好き嫌いと決めつけることはできません。

味だけでなく、におい、温度、色、形、舌触り、かんだときの音などに苦手さを感じている場合があります。

初めて見る食材に強い不安を感じる子どももいます。

大人には小さな違いに見えても、子どもにとっては大きな負担になっているかもしれません。

無理に口へ入れようとすると、食事の時間そのものが怖くなることがあります。まずは苦手な理由や本人のサインを丁寧に見ます🔍

食卓に置いて見る、においを感じる、触れてみるなど、食べる前の段階も大切な経験です。

 

 

 

食材に触れる体験

 

調理や食育の活動では、野菜を洗う、皮をむく、混ぜる、盛り付けるなど、子どもの発達に合わせた体験を取り入れます🥕

自分で触れたり調理に関わったりすることで、これまで関心がなかった食材に興味を持つことがあります。

すぐに食べられなくても、名前を知った、触れることができた、ほかの子が食べる様子を見られたことも大切な一歩です。

食材の色や形、香り、変化などを楽しむことで、五感を使った豊かな経験になります。

また、混ぜる、ちぎる、型を抜くといった調理動作は、手や指を使う練習にもつながります✨

安全面と衛生面へ十分に配慮しながら、「自分でできた」と感じられる役割を用意します。

 

 

 

食事を通したコミュニケーション

 

食事は、人とのやり取りを経験できる時間でもあります。

「いただきます」「ごちそうさま」と挨拶する、必要なものを伝える、順番を待つなど、生活に必要なコミュニケーションが自然に生まれます😊

言葉で伝えることが難しい場合は、写真や絵カード、指さしなどを使い、「おかわり」「終わり」「苦手」などの気持ちを表せるようにします。

食べたくないときに「いらない」と伝えることも大切な自己表現です。

子どもが発したサインを周囲の大人が受け止めることで、安心して気持ちを伝えられるようになります。

 

 

 

楽しく安心できる食事の時間へ

 

食事中に注意されることが続くと、子どもにとって食事が緊張する時間になってしまいます。

姿勢や食べ方を伝えることも必要ですが、一度に多くを求めないことが大切です。

まずは決められた場所に座れた、食具を持てた、短い時間でも一緒に過ごせたなど、その子なりの成長を見つけます👏

周囲の音やにおいが気になる場合は、座る場所を工夫したり、落ち着ける環境を整えたりします。

食事を安心して楽しめることを土台に、できることを少しずつ増やしていきます。

 

 

 

ご家庭との情報共有

 

食事の状況は、家庭とセンターで異なることがあります。

家庭では食べられるのにセンターでは難しい食材もあれば、その反対もあります。

食べられる量や種類だけでなく、食事の時間帯、姿勢、使用している食器、体調、本人が好む環境などを保護者の方と共有します🏠

センターでうまくいった方法をご家庭へお伝えし、ご家庭での工夫をセンターでも取り入れるなど、無理のない支援方法を一緒に考えます。

なお、食物アレルギーや飲み込みなど、安全に関わる事項については、保護者の方からの情報を正確に確認し、必要に応じて関係する専門職とも連携することが重要です。

 

 

 

求職者の皆さんへ|生活そのものを支える仕事

 

児童発達支援では、特別な活動だけでなく、毎日の食事や身支度など、生活に身近な場面を支援します👩‍🏫

食事の様子を観察し、食べにくさの理由を考えたり、子どもに合った環境を職員同士で相談したりします。

すぐに食べられるようになることだけが成果ではありません。

苦手だった食材を見られた、初めて自分から触れた、「もういらない」と伝えられたなど、小さな変化を大切にします。

子どもの日々の暮らしに寄り添い、将来につながる力を一緒に育てられることが、この仕事の魅力です。

 

 

 

まとめ

 

食べることには、体を育てるだけでなく、手や口を使う力、気持ちを伝える力、自分で選ぶ力など、さまざまな成長の機会があります。

一方で、食べ物への苦手さや不安には、感覚や環境など、その子なりの理由がある場合があります。

私たちは、無理に食べることを求めず、子どもの気持ちと安全を大切にしながら、食材へ触れる経験や楽しい食事の時間を支えています🍀

保護者の方や関係する専門職とも情報を共有し、一人ひとりが安心して「食」と関われるよう、丁寧な支援を続けていきます。

 

 

 

次回もお楽しみに!

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沖縄県うるま市に拠点を置き、児童発達支援センターを営んでいます。

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